シリーズ
『華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中』 蒼月海里/2018年/208ページ 「地下鉄の終電で降りた駅の、改札を抜けた先にある蕎麦屋は江戸の怪談『本所七不思議』の“灯り無し蕎麦”だった」不気味な動画を偶然見てしまった那由多は狭間堂に報告す…
『新耳袋殴り込み 最恐伝説』 ギンティ小林/2015年/208ページ 心霊スポット取材チーム・殴り込みGメンが帰って来た! 大阪・通天閣のほど近くにある「首吊り廃墟」にギンティ小林と殴り込みGメンが、全3回の突撃取材を敢行する! 取材の度に起きる怪奇…
『華舞鬼町おばけ写真館 送り提灯とほっこり人形焼』 蒼月海里/2018年/208ページ 異形が跋扈する不思議な街、華舞鬼町。町の総元締め狭間堂はお盆の最終日、水路でやる灯籠流しの準備を進めていた。常世を目指す魂たちの道案内になれば、という気遣いだっ…
『華舞鬼町おばけ写真館 路面電車ともちもち塩大福』 蒼月海里/2017年/208ページ 大学生の那由多は、祖父の形見のカメラに導かれるように、人外が跋扈する別世界『華舞鬼町』に迷い込み、狭間堂と名乗る青年と出会う。祖父のカメラには不思議な力があった…
『新耳袋殴り込み 第三夜』 ギンティ小林/2014年/333ページ 凄まじいパワーを持つ霊が出現する東京・大田区の「幽霊ゲームセンター」、関東最恐の心霊ゾーン「Y霊園」、“出る”ので有名な「Oホテル」で百物語会を開催、関西でもっともヤバい「大阪I山トンネ…
『華舞鬼町おばけ写真館 祖父のカメラとほかほかおにぎり』 蒼月海里/2017年/240ページ 人見知りの激しい久遠寺那由多は大学をサボったある日、祖父の形見のインスタントカメラを、なんとカワウソに盗まれてしまう。仰天しつつビルの隙間へと追いかけるが…
『孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション⑦』 江戸川乱歩/2009年/336ページ 初代は3歳で親に捨てられた。お守り代わりの古い系図帳だけが初代の身元の手がかりだ。そんな初代にひかれ蓑浦は婚約を決意するが、蓑浦の先輩で同性愛者の諸戸が初代に突然求婚…
『ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者』 櫛木理宇/2014年/346ページ 大学祭間近の雪越大学。霊感系大学生の森司は、美少女こよみに焦れったい片想い中。しかしある日、飲み会で、高校の同級生、果那と再会する。ストーカーを撃退したいという彼女の…
『新耳袋殴り込み 第二夜』 ギンティ小林/2013年/341ページ 傑作実話怪談集『新耳袋』で語られた怪異の現場で霊を挑発、本当に“出る”か試してみようという恐るべき突撃ルポの第2弾。今回訪れるのは、火だるまになって殺された人の霊で有名な九州最恐スポッ…
『ゴースタイズ・ゲート 「世界ノ壊シ方」事件』 中井拓志/2012年/312ページ 霊能少女・芙癸の脳機能データを鑑識に導入して捜査を行う、警察庁科警研心理三室。今回、心理三室の研究員・夕季が乗り出したのは、女子中学生が鏡を叩き割り、全身切り刻まれた…
『ゴースタイズ・ゲート 「イナイイナイの左腕」事件』 中井拓志/2011年/318ページ 警察庁科警研心理三室。ここの目的は、霊能力者とその脳機能パターンを鑑識に導入すること。現場に煙たがられながらも今回、心理三室が投入されたのは、素手で頚部を抉ると…
『新耳袋殴り込み 第一夜』 ギンティ小林/2013年/275ページ 実話怪談集の傑作『新耳袋』。そこで語られている話は真実なのか?謎の巨大施設がある「山の牧場」、自殺した女性の霊が出没する「幽霊マンション」、煙のように人が消える「天狗神社」など、絶対…
『COPY 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』 内藤了/2018年/320ページ 鑑識官・三木と麗華の結婚式も束の間、比奈子らに事件に知らせが入った。心臓が刳り抜かれた2遺体が八王子の廃ビルで見つかったのだ。一昨日も日本橋で同様の3遺体が発見され、現場には血痕…
『愛の怪談 現代ホラー傑作選第7集』 高橋克彦(編)/1999年/273ページ 歪んだ愛がこの世に産み落とした恐怖――。怪奇と幻想に潜む人間の“愛”に光を当てた異色のホラー傑作選。三橋一夫「駒形通り」香山滋「木乃伊の恋」城昌幸「道化役」梶尾真治「玲子の箱宇宙」澁澤…
『水域(アクエリアス) -転校生3-』 森真沙子/1999年/301ページ かつて無数の死体が流れ着く異界の地であった下町・深川。歴史研究部に属し、深川に魅せられる咲子の周囲で、女生徒たちが次々に不可解な自殺を遂げる。事件を追う咲子は、送り主不明のCD‐ROM…
『真夜中の時間割 -転校生2-』 森真沙子/1995年/281ページ 桜の花の咲き乱れるころ、新卒の国語教師として都内の名門高校に赴任してきた萩尾圭子。学校という閉ざされた空間の中で、不可思議な出来事が圭子を襲う。春の校庭で、初夏の教室で、修学旅行で、…
『転校生』 森真沙子/1993年/215ページ 音楽室に鳴り響くピアノの旋律が、惨劇の真相を教えてくれた。図書室の貸し出しカードは死への招待状。理化室で出会ったあの人は伝言ダイヤルに仕掛けられた闇の迷路に消えていった。美貌の転校生をめぐって、5つの…
『怪談狩り 山の足音』 中山市朗/2022年/256ページ 実家の改築工事の最中、次々に発覚する家の奇妙な造りと、2つ目の仏壇の謎が恐ろしい「家の整理」。TV番組のため、都内の心霊スポットを訪れた撮影スタッフが遭遇した怪異と後日談に戦慄する「心霊動…
『着信アリ テレビドラマ版』 大石哲也/高山直也(脚本)、蒔田陽平(ノベライズ)、秋元康(原作)/2005年/302ページ 未来の自分から、携帯電話に「死の着信」を受けた人間が、次々と死亡するという怪事件が発生する。その謎を追う雑誌記者・由美は、自分の母…
『着信アリ Final』 秋元康/2006年/216ページ 修学旅行で韓国に行くことになった安城高校2年C組。草間えみりはネットで知り合った韓国の男友達アンジヌと会えることを楽しみにしながらも、小学校からの幼馴染みでクラスメートの松田明日香が参加できなかっ…
『着信アリ2』 秋元康/2004年/209ページ 久しぶりに恋人の尚人に会うため、彼のアルバイト先の中華料理店へ向かった保育士の杏子は、そこで薄気味悪い着メロを耳にする。それは、1年前、人々を恐怖に陥れた“死の予告電話”のメロディだった。まもなく尚人の…
『奇妙な味の菜館 現代ホラー傑作選第6集』 阿刀田高(編)/1996年/395ページ こってりとした奇妙な味わい。逸品揃いの恐怖のメニューを、とくとご賞味あれ。収録作品志賀直哉「剃刀」芥川龍之介「さまよえる猶太人」横溝正史「あかずの間」結城昌治「惨事」中島敦「…
『着信アリ』 秋元康/2003年/246ページ 由美が気乗りしないまま参加した合コンの席で、陽子の携帯電話が聞き覚えのない着信音で鳴った。液晶には「着信アリ」の文字。メッセージを確認すると、陽子の悲鳴のような叫び声が録音されていて、着信履歴には2日…
『うしろ 死神と白の聖女。』 後藤リウ/2015年/257ページ 死神・宇城霊一郎との眷属契約を破って魂狩りの手伝いをやめてしまった七名子。もう死神には関わるまいと心に決めた矢先、同級生とともに奇妙な事件に遭遇してしまう…。七名子のまわりで次々とおこ…
『幽霊詐欺師ミチヲ3 時計仕掛けのファンタスマゴリア』 黒史郎/2012年/346ページ サカキとのゲームに大勝利を収めてしまったミチヲの背中に、めでたく戻ってきたマミコ。その愛情アピールは激しさを増し、今や披露宴を夢見る乙女となっていた。そんな中、…
『うしろ 放課後の王国。』 後藤リウ/2015年/248ページ 謎だらけの死神・宇城霊一郎の眷属になった高校生の七名子。死神の手伝いは不本意だが、隙をついて魂狩りを阻止しようと心に決め、うしろと行動を共にする日々だ。他の死神チームとも知り合い、うし…
『MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』 内藤了/2017年/320ページ 湖で発見された、上半身が少女、下半身が魚の謎の遺体。「死神女史」の検死で、身体変異に関する驚くべき事実が判明する。そして八王子西署には人事異動の波が訪れていた。新人とのやり取りに…
『うしろ ふきげんな死神。』 後藤リウ/2014年/224ページ 「おまえの命と引き換えに、願いをひとつ叶えてやろう」高校生の西崎七名子が校舎の屋上で出会ったのは、ふつうの人には見えないはずの「死神」だった。うしろ―宇城霊一郎と名乗るその死神は、不思…
『幽落町おばけ駄菓子屋 異話 夢四夜』 蒼月海里/2017年/208ページ 優しかった飼い主が亡くなり、保健所に連れて行かれそうになって家から逃げだした、一匹の黒猫。街をさまよい大怪我を負った猫の命を救ったのは“水脈”と名乗る美しい人だった。「幽落町」…
『パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション⑥』 江戸川乱歩/2009年/219ページ 売れないもの書きの廣介は、極貧生活ながら、独特の理想郷を夢想し続けていた。彼はある日、学生時代の同窓生で自分と容姿が酷似していた大富豪・菰田が病死したことを知り…