角川ホラー文庫全部読む

全部読めるといいですね。おすすめ作品等はリストから

シリーズ-着信アリ

  全4巻。

原作とはまったく異なるテレビ版。展開は悪くないが間延び感アリ-『着信アリ テレビドラマ版』

『着信アリ テレビドラマ版』 大石哲也/高山直也(脚本)、蒔田陽平(ノベライズ)、秋元康(原作)/2005年/302ページ 未来の自分から、携帯電話に「死の着信」を受けた人間が、次々と死亡するという怪事件が発生する。その謎を追う雑誌記者・由美は、自分の母…

せっかくの面白くなりそうな題材も、適当かつ投げっぱなしのラストで台無し-『着信アリ Final』

『着信アリ Final』 秋元康/2006年/216ページ 修学旅行で韓国に行くことになった安城高校2年C組。草間えみりはネットで知り合った韓国の男友達アンジヌと会えることを楽しみにしながらも、小学校からの幼馴染みでクラスメートの松田明日香が参加できなかっ…

前作の怨霊より強いヤツを出したはずが盛り上がりゼロ。台湾行く必要ある?-『着信アリ2』

『着信アリ2』 秋元康/2004年/209ページ 久しぶりに恋人の尚人に会うため、彼のアルバイト先の中華料理店へ向かった保育士の杏子は、そこで薄気味悪い着メロを耳にする。それは、1年前、人々を恐怖に陥れた“死の予告電話”のメロディだった。まもなく尚人の…

逃れられない死の予告電話。生放送で呪殺シーンを全国中継するテレビマンの鑑!-『着信アリ』

『着信アリ』 秋元康/2003年/246ページ 由美が気乗りしないまま参加した合コンの席で、陽子の携帯電話が聞き覚えのない着信音で鳴った。液晶には「着信アリ」の文字。メッセージを確認すると、陽子の悲鳴のような叫び声が録音されていて、着信履歴には2日…