シリーズ
『山内くんの呪禁の夏。夏の夕べに約束を』 二宮酒匂/2016年/240ページ 呪禁師の少女・紺によって、この世ならぬものが見える目にされてしまった山内くん。彼に呪いをかけた少年・青丹との対立や、自身の血の秘密といった出来事を経て、暑く長い夏が終わろ…
『山内くんの呪禁の夏。』 二宮酒匂/2016年/232ページ 小学六年生の山内くんは生まれもっての災難体質。昔そんな彼にお守りをくれたのは、口から火を吹く不思議な子・紺だった。「おまえに見せてやるよ。あっち側の世界を。隠り世を」紺と再会した山内くん…
『こわい本8 異形2』 楳図かずお/2021年/352ページ この肉体の変異は、もう誰にも止められない。 千年後には地球が海に覆われ、人類は魚の姿になり生き延びる――予言を裏付けるかのように、エラや鱗、水かきを持った姿に 変貌していく青年の姿に戦慄す る「…
『こわい本7 闇』 楳図かずお/2021年/384ページ 夫婦や恋人など、それぞれの人間が持つ内面の深い闇――。心の中はいつも闇 人間の内面に存在する「闇」をテーマに収録。「闇のアルバム」全24話はブラック・ユーモアやSF、ファンタジーなどオムニバス形式の…
『こわい本6 怪物』 楳図かずお/2021年/368ページ 孤独な破壊者か、 未来を創造する救世主か? 生命をコントロールすることに取り憑かれた博士が創り出した怪物――破壊と暴力に満ちた一夜を描く「恐怖人間」。海辺の村で出会った少年と幼い怪獣が友情を育む…
『心理分析官』 和田はつ子/1998年/301ページ アメリカでFBI研修を終えようとしていた警視庁専属心理分析官・加山知子に至急帰国の命令が届く。捜査が難航する連続殺人事件のためだ。捜査権を与えられた知子は、妊婦を狙う残虐な手口の殺人犯を心理分析…
『COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』 内藤了/2019年/352ページ 東京駅近くのホテルで死体が見つかった。鑑識研修中の新人女性警察官・堀北恵平は、事件の報せを受け現場へ駆けつける。血の海と化した部屋の中には、体の一部を切り取られた女性の遺体…
『堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー』 宮部みゆき、新名智、芦花公園、内藤了、三津田信三、小池真理子/2024年/384ページ あらゆるホラージャンルにおける最高級の恐怖を詰め込んだ、豪華アンソロジーがついに誕生。宮部みゆき×切ない現代ゴーストスト…
『潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー』 澤村伊智、阿泉来堂、鈴木光司、原浩、一穂ミチ、小野不由美/2024年/398ページ 希望も潰える恐怖がここに。全編書き下ろしの超豪華アンソロジー! 角川ホラー文庫30周年 記念刊行! ――「考えうる、最大級の恐怖を」…
『弟切草』 長坂秀佳/1999年/340ページ 弟切草…その花言葉は『復讐』。ゲームデザイナーの公平は、恋人奈美とのドライブで山中、事故に遭う。二人がやっとたどり着いたのは、弟切草が咲き乱れる洋館だった。「まるで俺が創ったゲームそのものだ!」愕然と…
『貞子 3D ――再誕』 後藤リウ(著)、鈴木光司(原作)、保阪大輔・杉原憲明(脚本)/2013年/220ページ 安藤孝則と茜の間に、ひとりの娘が生まれた。それから5年…妻を失って別人のようになった孝則を気遣いながら、大学院生の安藤楓子は幼い姪・凪の面倒をみて…
『貞子 3D ――復活』 藤ダリオ(著)、鈴木光司(原作)、藤岡美暢・英勉(原案)/2012年/229ページ 茜が教える女子高では、見ると死ぬという「呪いの動画」の噂が広がっていた。遺体に手の形の痣が残された不審死が続くなか、ついに茜の生徒も不可解な死を遂げる…
『バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book3《肖像》』 阿泉来堂/2024年/336ページ 発売後即重版の注目の「バベルの古書」シリーズ、待望の第3巻! 高校時代からの親友が行方不明になり、独自に行方を探そうとする道警捜査一課捜査支援分析室所属の刑事、天…
『ラスト・メメント 商人と死』 鈴木麻純/2013年/ページ 人が苦手で無愛想。趣味は遺品集めという高坂和泉には特異な能力がある。それは死者の想いを観られるということ。和泉は、ある特別な絵画を報酬に、開かずのアンティークオルゴールの鍵探しをするこ…
『怪談狩り まだらの坂』 中山市朗/2024年/256ページ 怪異蒐集家が厳選して語り継ぐ、本当に怖い怪談実話集。 警察官たちには、そのまま報告書を提出できない説明不可能な事件の記録がある――深夜に起きた交通事故が奇妙すぎる「物損事故」。ある夏の日に、…
『ホーンテッド・キャンパス 水無月のひとしずく』 櫛木理宇/2017年/304ページ 「恋人になってもらえませんか」片想いのこよみからの突然の告白に、草食系大学生の森司は思わずフリーズ。先輩の藍に「恋人のふり!」と言われ、我に返る。聞けば、こよみの…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 赤(グール)』 武井彩、旺季志ずか、相沢友子/2003年/245ページ 「こんなはずじゃなかったのに…」子供の世話に明け暮れる日常の中、人生の選択を後悔する主婦・明子。ある時、パソコンの画面上に見つけた見慣れぬアイコン…
『世にも奇妙な物語 北川悦吏子の特別編』 北川悦吏子/2003年/169ページ いつまでもいつまでも、昔の男を待ち続ける純粋で無垢な女の狂気を描いた「昔みたい」、まじめ一徹のサラリーマンが一世一代のダジャレを発表するに至る「つまらない男」、ほんのい…
『MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』 内藤了/2019年/320ページ 東京駅のコインロッカーで、箱詰めになった少年の遺体が発見される。遺体は全裸で、不気味な面を着けていた――東京駅おもて交番で研修中の堀北恵平は、女性っぽくない名前を気にする新人…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 遺留品』 勝栄、中村樹基、橋部敦子、山内健司/2002年/254ページ さえないサラリーマン・井上が、社用で訪れたのは、町全体でお笑いをする奇妙な町だった「おかしなまち」。不慮の事故で右腕を失った天才ピアニスト。復活…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 悲鳴』 旺季志ずか、中村樹基、落合正幸/2002年/282ページ 素敵な恋に憧れる理沙が迷い込んだドラマのような世界とは…!?「ドラマティックシンドローム」。犯罪被害者の遺族が加害者に仇討ちをするTV番組、仇討ちショ…
『こわい本5 執念』 楳図かずお/2021年/384ページ 執念によって心理的に追い込まれていく少女の恐怖を描くミステリー 裕福な家に生まれたものの、母が亡くなり継母に育てられためぐみ。なぜか幼いころからずっと蝶が怖くて仕方なかった。父に連れられ母の…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 再生』 大野敏哉、高山直也、中村樹基、鈴木勝秀、落合正幸/2001年/282ページ 「友達登録」携帯電話に届いた不思議なメールに従い友達登録をした小百合。友達が沢山できはじめたのだが…。「株式男」一攫千金を夢見て株に…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編』 鈴木勝秀、落合正幸、君塚良一、中村樹基、星護、相沢友子/2000年/318ページ 旅客機が雪山に墜落。生き残った美砂たち五人が山小屋で体験した恐怖の一夜とは…(雪山)。ある日、討ち入りを迷う大石内蔵助の足元に落ちて…
『ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり』 櫛木理宇/2017年/304ページ こよみとの初デートが成功し、思い出しては幸せ気分の大学生、森司。けれどデート以降、こよみと会うと、頭が真っ白になって逃げ出したくなる怪現象が!戸惑う森司だが、オカ…
『モノノケ杜の百鬼夜行 疫病退散の噺』 蒼月海里/2020年/208ページ 強い霊感を持つ少年・潤と、御神木に嫁入りした巫女の末裔、一華。二人はクラスメートの芳沢に、怪我をした猫を助けてから妙なことが起きるとの相談を受ける。原因を探るべく、潤たちは…
『モノノケ杜の百鬼夜行』 蒼月海里/2020年/208ページ 東京都台東区御森。またの名をモノノケ杜と呼び、御神木に巫女が嫁入りしたという伝説があった。その末裔の百目木一華は常世の者と心を交わし妖怪と暮らす少年。同じクラスに転校してきた藤谷潤は森に…
『ラスト・メメント 死者の行進』 鈴木麻純/2013年/371ページ 遺品蒐集を趣味とする青年・高坂和泉は、様々な死を描いた一連の絵画“死者の行進”を集める中で、好奇心旺盛でお節介な駆け出しカメラマン・国香彩乃と出遭い、遺品をめぐる厄介な事件に関わる…
『バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架』 藤木稟/2011年/448ページ 英国での奇跡調査からの帰り、ホールデングスという田舎町に滞在することになった平賀とロベルト。ファイロン公爵領であるその町には、黒髪に赤い瞳の、美貌の吸血鬼の噂が流れていた。…
『新宿チャンスン シム・フースイ version3.0』 荒俣宏/1995年/318ページ 現代建築の枠を結集した双頭の摩天楼・新都庁舎。凍てついた夜、この工事現場で魔除け柱が掘り返させた。その瞬間、封印されていた怨念が息を吹き返す―。工事中に続発する事故。地…