角川ホラー文庫全部読む

全部読めるといいですね。おすすめ作品等はリストから

シリーズ-華舞鬼町おばけ写真館

  全7巻。『幽落町おばけ駄菓子屋』シリーズの続編。

浮世と常世の境界で結ばれる友情。通算17巻に及ぶシリーズの大団円!-『華舞鬼町おばけ写真館 祭りばやしと光の絆』

『華舞鬼町おばけ写真館 祭りばやしと光の絆』 蒼月海里/2019年/208ページ 浮世と常世の境界にある不思議な町・華舞鬼町。住人のアヤカシたちは那由多の写真のおかげで浮世との繋がりを強く持っていた。貧乏神のクロ助は、富むものを衰退、劣化させてしま…

福の神になりたい貧乏神を相棒に、人助けで徳を積む新展開-『華舞鬼町おばけ写真館 消えた臨港線と缶入りドロップ』

『華舞鬼町おばけ写真館 消えた臨港線と缶入りドロップ』 蒼月海里/2019年/208ページ 異能を持つ祖父の形見のカメラは、過去の風景を写し那由多を華舞鬼町へと連れていってくれた。カメラが壊れてからは移動できずにいたが、姉のアドバイスで道祖神を祀る…

別離、邂逅、決戦、和解…最終巻っぽい展開盛りだくさんのイベント巻-『華舞鬼町おばけ写真館 夜の語り部とふっくらカルメ焼き』

『華舞鬼町おばけ写真館 夜の語り部とふっくらカルメ焼き』 蒼月海里/2019年/208ページ 「虚路は、人から忘れられそうになったら姿を現す」なぜなら忘れられるとその概念が消えてしまうから、と狭間堂から説明を受ける那由多。一方、浮世と華舞鬼町では拍…

シリーズ初? のガチホラー展開。生み出された怪談が人を襲う!-『華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中』

『華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中』 蒼月海里/2018年/208ページ 「地下鉄の終電で降りた駅の、改札を抜けた先にある蕎麦屋は江戸の怪談『本所七不思議』の“灯り無し蕎麦”だった」不気味な動画を偶然見てしまった那由多は狭間堂に報告す…

悪行妖怪vs本所七不思議。過去からの成長も著しい第3巻-『華舞鬼町おばけ写真館 送り提灯とほっこり人形焼』

『華舞鬼町おばけ写真館 送り提灯とほっこり人形焼』 蒼月海里/2018年/208ページ 異形が跋扈する不思議な街、華舞鬼町。町の総元締め狭間堂はお盆の最終日、水路でやる灯籠流しの準備を進めていた。常世を目指す魂たちの道案内になれば、という気遣いだっ…

東京の名所を巡り、レトロな風景に想いを馳せるほのぼのアヤカシ奇譚-『華舞鬼町おばけ写真館 路面電車ともちもち塩大福』

『華舞鬼町おばけ写真館 路面電車ともちもち塩大福』 蒼月海里/2017年/208ページ 大学生の那由多は、祖父の形見のカメラに導かれるように、人外が跋扈する別世界『華舞鬼町』に迷い込み、狭間堂と名乗る青年と出会う。祖父のカメラには不思議な力があった…

過去を撮影するカメラで、東京に残る「人の想い」を写す。レトロで優しいアヤカシ譚-『華舞鬼町おばけ写真館 祖父のカメラとほかほかおにぎり』

『華舞鬼町おばけ写真館 祖父のカメラとほかほかおにぎり』 蒼月海里/2017年/240ページ 人見知りの激しい久遠寺那由多は大学をサボったある日、祖父の形見のインスタントカメラを、なんとカワウソに盗まれてしまう。仰天しつつビルの隙間へと追いかけるが…