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『POV~呪われたフィルム~ 赤いコートの女』 鶴田法男、酒巻浩史/2012年/248ページ ある番組に送り主不明の動画が送られてきたことをきっかけに、2人の若手人気女優のまわりで次々怪現象が起きる。そして番組ディレクターが謎の失踪。のこされた映像に映…
『たてもの怪談』 加門七海/2024年/272ページ 元祖たてもの怪談。加門七海の場所にまつわる最恐怪談実話。 「建物」にまつわる怪しい話が満載の怪談実話集。自身の引っ越しにまつわる不思議な話やオカルト的蘊蓄満載の「引越物語」、自宅での恐怖体験、訪…
『四段式狂気』 二宮敦人/2014年/256ページ 女子高生のマユリはストーカーに悩み、親友に相談する。マユリを守るためにリョウタは身辺警護を始めるが、2人の行動はなぜか噛み合わない。やがてマユリは犯人に辿り着き、衝撃の真実が明らかになる。しかし、…
『魔女調伏師は闇に笑う 禁忌の魔術』 篠原美季/2016年/272ページ 金髪碧眼の美青年・理人は、現代にも存在する「魔女」の悪事を取り締まる魔女調伏師だ。行方不明の前任者の足取りをつかんだ理人は、旧友で臨床心理士の玲李を誘い、長崎の離れ島へ調査に…
『魔女調伏師(ヘクセンバナー)は闇に笑う』 篠原美季/2016年/258ページ ニコラス・理人・リューディガーは金髪碧眼の美青年。見た目は異国の王子様だが、中身は傲岸不遜な“魔女の専門家”だ。旧友の臨床心理士・都月玲李を訪ねたリヒトは、レイがある殺人事…
『山内くんの呪禁の夏。』 二宮酒匂/2016年/232ページ 小学六年生の山内くんは生まれもっての災難体質。昔そんな彼にお守りをくれたのは、口から火を吹く不思議な子・紺だった。「おまえに見せてやるよ。あっち側の世界を。隠り世を」紺と再会した山内くん…
『貞子 3D ――復活』 藤ダリオ(著)、鈴木光司(原作)、藤岡美暢・英勉(原案)/2012年/229ページ 茜が教える女子高では、見ると死ぬという「呪いの動画」の噂が広がっていた。遺体に手の形の痣が残された不審死が続くなか、ついに茜の生徒も不可解な死を遂げる…
『今日の別れに』 赤川次郎/2003年/255ページ 押しに弱く、彼氏の坂西と別れられず困っていた歩美。今日こそはと坂西に会いに行く途中で、憧れの先輩・南田からデートの誘いの電話が入った。有頂天になった歩美がその勢いで坂西を強く拒むと、傷ついた坂西…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 赤(グール)』 武井彩、旺季志ずか、相沢友子/2003年/245ページ 「こんなはずじゃなかったのに…」子供の世話に明け暮れる日常の中、人生の選択を後悔する主婦・明子。ある時、パソコンの画面上に見つけた見慣れぬアイコン…
『あなたの待つ場所』 幸森軍也/2001年/361ページ 永田培朗は大学時代の友人・柳原、桐島と設立したソフトハウス「プロメテウス」でプログラマをしていた。企業相手のメンテナンスを日常業務としていたが、最大の目標は、自己適応能力と自己複製能力を兼ね…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 遺留品』 勝栄、中村樹基、橋部敦子、山内健司/2002年/254ページ さえないサラリーマン・井上が、社用で訪れたのは、町全体でお笑いをする奇妙な町だった「おかしなまち」。不慮の事故で右腕を失った天才ピアニスト。復活…
『美しき惨殺者たち』 桐生操/1999年/258ページ 人は時として途轍も無く残酷になれる。それは、どんな時代でも変わらない。血を求め、肉を刻み、魂を欲しがった“惨殺者”たち。大量虐殺、猟奇殺人、人肉嗜食など欲望のおもむくままに残忍な行為を犯す。神を…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 悲鳴』 旺季志ずか、中村樹基、落合正幸/2002年/282ページ 素敵な恋に憧れる理沙が迷い込んだドラマのような世界とは…!?「ドラマティックシンドローム」。犯罪被害者の遺族が加害者に仇討ちをするTV番組、仇討ちショ…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編 再生』 大野敏哉、高山直也、中村樹基、鈴木勝秀、落合正幸/2001年/282ページ 「友達登録」携帯電話に届いた不思議なメールに従い友達登録をした小百合。友達が沢山できはじめたのだが…。「株式男」一攫千金を夢見て株に…
『世にも奇妙な物語 小説の特別編』 鈴木勝秀、落合正幸、君塚良一、中村樹基、星護、相沢友子/2000年/318ページ 旅客機が雪山に墜落。生き残った美砂たち五人が山小屋で体験した恐怖の一夜とは…(雪山)。ある日、討ち入りを迷う大石内蔵助の足元に落ちて…
『死の鳥』 白土勉/2013年/326ページ 気鋭の動物行動学者でカラスを専門とする美紀のもとを、捜査一課の刑事・松岡が訪れる。住宅内で夫婦が白骨死体で発見された事件で、生き残った娘が「カラスに喰い殺された」と証言したらしい。あり得ないと否定する美…
『扉のない部屋』 スティーヴン・ギャラガー/1994年/364ページ スイスの製薬研究所が極秘に開発した新薬“EPL”。イギリス人の青年ジムは、ある事故をきっかけに実験段階のEPLを注射されてしまった。その日からジムの身体と精神に恐ろしい異変が起こる。決し…
『モノノケ杜の百鬼夜行』 蒼月海里/2020年/208ページ 東京都台東区御森。またの名をモノノケ杜と呼び、御神木に巫女が嫁入りしたという伝説があった。その末裔の百目木一華は常世の者と心を交わし妖怪と暮らす少年。同じクラスに転校してきた藤谷潤は森に…
『キリノセカイ Ⅱ.報復のサガ』 湖山真(原作:平沼正樹)/2013年/347ページ 仙堂とミアは鏡子の壊れたオルゴールから小さなリングを発見する。それには重大な情報が秘められており、ふたりはさらに霧の世界の真相に巻き込まれていく。一方、東京の霧の底…
『キリノセカイ Ⅰ.キオクの鍵』 湖山真(原作:平沼正樹)/2013年/275ページ 突然、東京は原因不明の濃霧に覆われた。人々が視界を奪われたまま8年が過ぎたある冬の夜、タクシー運転手の仙堂は何者かに追われる少女ミアと出会う。仙堂は元刑事の勘に従っ…
『霊能者』 髙橋三千綱/1993年/373ページ 心理学者の川島はロサンゼルスの霊能者から五歳の娘亜里の危険を予感させる不吉な霊視を受けた―。その直後、亜里の突然の失踪を知った川島は急遽帰国し、その行方を追うが…。闇の世界に引き込まれた少女救出のため…
『聖女の肉』 和田はつ子/2007年/215ページ ミドサマー・イヴに起きた第一の殺人。首を切断され、逆さに吊された少女の胃の中から中世ヨーロッパの祭典でよく飲まれた祝杯ラムズ・ウールの原料が発見された。第二の殺人では、死体の前に聖スウィズンを奉る…
『デス・ルーム』 行川渉(著)、デニス・バルトーク(原案)/2009年/184ページ 封印され、行方知れずとなった伝説の恐怖映画『ヒステリア』…。撮影された、通称「DEAD HOUSE」と呼ばれるセットは、まだウルトラ・スタジオのどこかに実在しているとい…
『#拡散忌望』 最東対地/2017年/320ページ ある高校の生徒達の噂。“ドロリンチョ@MW779”このアカウントからのツイートには要注意。晒された人は、頭の中身がどろどろに溶けて噴き出すんだって―。その噂は本当だった!晒された者はメッセージを拡散せよ。失…
『白い少女』 桂千穂/1995年/178ページ うだつのあがらない新進カメラマンの正彦が、踏切事故の現場で出会った不思議な少女・裕美子。彼女を写真に撮るうちに、雅彦は写真家として成功していく。しかしその代償として雅彦に課せられた運命とは……?少女の妖…
『甘い監獄』 大石圭/2014年/320ページ お見合いで知った双葉に惹かれる慶太。双葉によって嗜虐性に目覚めた慶太は、出会った日から彼女に陵辱の限りを尽くす。結婚して2ヶ月後、その夜がくるまでは…(「いじめたくなる女」)。「夫婦交換をしてみない?」結…
『ケイゾク/Beautiful Dreamer 完全版』 西荻弓絵(ノベライズ:橋爪敬子)/2002年/200ページ 迷宮入り事件ケイゾク調査の専門部署「警視庁捜査一課弐係」に、あの天才女性キャリア・柴田純が係長になって還ってきた!十五年前の海難事故の生存者たちが“厄神島…
『名前のない殺人鬼』 大石圭/2022年/288ページ 僕は周りの人たちにシュンと呼ばれている。でも、この国の戸籍にそんな名前の人物はいない。だから人を殺しても構わない。僕は名前のない殺人鬼なのだ――。 弁護士の李子からの依頼に従い、嗜虐的な趣味をも…
『流星事件』 面出明美/2013年/280ページ 某年3月末日。突如、日本列島上空に巨大流星群が飛来した。直後、日本全土に正体不明の衝撃波を与え、流星はすべて消滅。混乱の中、人々は自らの身に特殊能力が宿ったことを知る―。そして「流星事件」と呼ばれる異…
『呪怨 ザ・ファイナル』 堀江純子/2015年/194ページ シティホテルで働く生野麻衣には、2歳年下の妹・結衣がいる。臨時教員として働く小学校で担任になれたと喜んでいた結衣が突然失踪した。妹が不登校の生徒「佐伯俊雄」を気にかけていたのを知った麻衣は…