『業苦 忌まわ昔(弐)』 岩井志麻子/2020年/208ページ 志を立て腹に宿った釈迦如来。親子の情が通じない無情なあの世。色男を焦がれ死にさせた冷酷な美女。妻に追い立てられて老いた姨母を山に捨てた夫―。これは昔か現代か。それは夢か現か幻か。過去を語る…
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